廃食用油ってどんなもの?
「廃食用油」とは、いったい何なのか解説します。
廃食用油とは[もう食べれない食用油]
廃食用油は、揚げ物で使用した油や賞味期限切れの油のことを指します。具体的には、てんぷらやからあげなどの料理で使用された天ぷら油やごま油、オリーブオイルなどです。液体のものもあれば、ラードなどの固形のものも含まれます。
マッサージ用として販売されていたオリーブオイルやミネラルオイルは、廃食用油に含まれません。
何回使ったら廃食用油になるのか
揚げ油は通常であれば3~4回が美味しく再利用できる目安です。油の種類や揚げたもの・温度や時間経過などによって異なってきます。
油を捨てる目安
✓いやな臭いがする
✓色が濃い
✓泡が消えずらい
✓サラサラしていない
✓180℃で煙が出てきた
上記はあくまで目安ですので、保管方法や使用方法などで長く美味しく使える場合もあります。
古い油を使うとどうなるか
汚くなった油を使うと気分が悪くなったり、胸やけをする可能性があります。いやな臭いがしたりサラサラしていない油だと、下痢・嘔吐・腹痛の症状が出ることもあります。
もったいなくても捨てることをおすすめします。
どうやって捨てる?
使い終わった油をそのまま排水口に流してしまうと、配管の詰まりの原因や環境汚染に繋がってしまいます。少量の場合は、紙に染み込ませたり専用の凝固剤を使ったり、小麦粉で固まりにしてから可燃ごみとしても捨てられます。
木更津市の場合
木更津市では一般家庭のごみとして捨てる場合は、紙などに染み込ませてから捨てるように呼びかけをしています。木更津市内の公民館でも廃食油の回収BOXを設置してリサイクルに取り組んでいます。
公民館などの回収BOXに持ち込む際は、できればペットボトルなどの割れない容器に詰めて持ち込みましょう。ガラス瓶などでは割れてしまうと危ないのでおすすめしません。
飲食店・工場・ホテル・スーパーなどの場合
多くの場合は、産業廃棄物として廃棄処理されます。弊社では、廃棄物収集運搬業許可と産業廃棄物処分業許可を取得しているので安心してお任せください。
捨てるだけではもったいない
最近では、多くの自治体でリサイクル・回収していることが増えてきました。廃食用油は適切な処理をすると、飼料の添加物や燃料、石けん、塗料などに生まれ変わることができます。
近年では、車や飛行機用の燃料としても注目されています。
弊社では、廃食用油をリサイクルするために40年近く回収し続けています。
ご連絡・お問合せは弊社まで
電話・LINEでみなさまのご連絡をお待ちしています。メールでのお問い合わせはこちら LINEでのお問い合わせはこちら
2024年07月12日 15:30